秋の七草

観賞を目的として選んだ秋草7種をいう。

『万葉集』巻8に収められた山上憶良の歌に「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」と、日本の代表的秋草が詠まれたことに始まる。

このなかのアサガオについては、キキョウ説、ムクゲ説、ヒルガオ説、アサガオ説と意見が分かれているが、キキョウ説をとる場合が多い。

また江戸時代に好事家が「新秋の七草」を選んでいるが、リンドウ、オシロイバナ、トロロアオイ、ヒオウギ、ゴジカ、ユウガオ、カラスウリと、外来種なども取り入れられている。

1935年ごろにも新聞に発表された別の「新七草」があり、それは、ハゲイトウ、ヒガンバナ、ベゴニア、キク、オシロイバナ、イヌタデ、コスモスであった。

そのほか、「薬用秋の七草」として、オケラ、クズ、キキョウ、マンジュシャゲ、リンドウ、ヤマトリカブト、ミシマサイコが選ばれたこともある。
update:2010年03月07日